一万年以上の戦争のない平和な社会をつくってきた縄文時代。
その時代の人々の生活やいのちを支え、平和のシンボルだった「黒耀石」。
黒耀石の原産地(ふるさと)である長和町のこどもたちといっしょに
平和の歌を8/24(土)行われる「
黒耀石のふるさと祭り」で歌います♪
昨日は、その練習に行ってきました。
いっしょに歌う曲は「
祈り鶴」。
広島の原爆と、その被ばくによって亡くなられた佐々木貞子さんへの想いを胸に
つくった歌です。
今から68年前まで日本は戦争中でした。
考えてみれば、私も含めて68歳以下の人たちは戦争と言われても
ピンと来ない世代な訳で。
でも今平和だからいいじゃないかとそのまま忘れ去ってしまって
いいのかと言ったら、全然よく無い気がして。
亡くなられた方の深い悲しみも無念も含み、二度とそのようなことが
繰り返されないように、忘れない為の方法が無いかと思い、この歌をつくりました。
まず行かせてもらったのは、長和町・長門小学校さん。
みんなと歌詞の読み合わせをしてから歌の練習に入りました。
「祈り鶴」
私が知った あの日の雲は
たくさんのいのち 奪ったけれど
あなたが折った 折り鶴たちは
みんなの心の 空を飛んでます
この指先で つかむ折り紙
あなたのように 祈りをこめて
折り鶴 祈り鶴
地に空に平和を
変わらない想い
この風に捧げよう
私が知った あの日の雨は
たくさんの草木 奪ったけれど
そのあと咲いた 花は今でも
みんなの心の 大地に咲いてます
この指先に つかむ折り紙
あなたのように 祈りをこめて
折り鶴 祈り鶴
地に空に平和を
変わらない想い
消えない火を灯そう
折り鶴 祈り鶴
地に空に平和を
変わらない想い
この風に捧げよう
この大地 この空に
あなたの願いが 届きますように
折り鶴 祈り鶴
地に空に平和を
変わらない想い
この風に捧げよう
変わらない想い
消えない火を灯そう
長門小学校の近くで発掘された土器や石器を紹介する
黒耀石体験ミュージアムの大竹幸恵さん☆
黒耀石のふるさと祭りのプロデューサーさんです!
古代の人たちの争いを起こさず助け合って生きていた生き方と、
今平和であってほしいという願いを長和から発信する価値を
伝えてくださいました。
午後は、長和町・和田小学校へ。
みんな、暑い中、一生懸命練習してくれました!
この練習の成果は、7月22日にケーブルテレビ用に撮影する時と、
お祭り本番で発表します。
長和町では、長崎原爆記念日8/9〜終戦記念日8/15まで、ケーブルテレビで
長門小学校と和田小学校のみんなが歌う「祈り鶴」を流してくれることになっています。
↑去年の「黒耀石のふるさと祭り」の様子です☆
8月24日(土)黒耀石のふるさと祭り
1、私たちの祖先の命を支えた黒耀石と、その歴史の魅力を再発見し
広く発信したい。
2、地域を越えて人と人とを結びつけた黒耀石、そのふるさとに集うことに
よって人が繋がってきた歴史を再現したい。
3、時を越えて守り伝えてきた心に思いを馳せ、世代を超えてその思いを
分かち合いたい。
そんな願いをのせて行われます。
ぜひみなさん、子ども達の歌声を聴きに、古代のロマンに触れに、遊びに来て下さい!
http://www.hoshikuso.jp/modules/furusatomatsuri/