もう昨日ですね。
29日、淡路島の
八浄寺(はちじょうじ)で開催された
瞑想講座に参加させていただきました。
仏教や密教の智恵から「瞑想」を学べる貴重な機会なので、
月一回全三回の講座に参加させていただいるわけなのです。
講師は
大下大圓さん。飛騨高山のお寺の住職さんで
終末医療に関わるスピリチュアルケアなどをテーマにされている
素晴らしい住職さんです。
今回の講座では、前回にひきつづき、仏教の中にある瞑想の基礎のお話や、
ボティワーク、ワークショップなどなど勉強させていただきました。
太陽の塔・“ユギ塔”の中では、声の響きを生かした瞑想や、御真言を唱えての
瞑想が行われて、一日が本当に短く感じました。
午前中の講義の中で勉強させてもらった仏教の基礎の考え『
菩提心(ぼだいしん)』。
菩提心・・・簡単に言うと、悟りをめざす心、
やっていくぞ!と発起していく想いのことだそうです。その菩提心の実践が
『
慈悲喜捨(じひきしゃ)』という言葉に集約されるそうです。
慈・・・友愛の心であり、他人に楽を与えること(包みこむような父性)
悲・・・他人の苦しみに対して調和・同調すること(共調するような母性)
喜・・・他者を幸福にすることを喜びとする、人々に楽があることを妬み恨まない
捨・・・すべての捉われや、差別の考えを捨てて、平等に関わること
菩提心・・・私ないかも・・・。
実践できるように、がんばりたいです。
この、太陽の塔・“ユギ塔”の地下で行われた瞑想は
土・水・火・風・空の五大の要素からなる音を受講者全員で声に出して行われ、
最後には自分が一番気持ちいいと思う音を響かせあいました。
そのとき、ふうっと思いだしたのはいつかの夢で体験した光景でした。
宇宙にぽっかり浮かんでいる私・・・宇宙に満ちている美しいハーモニー・メロディーを聴く・・・
という内容でした。その夢を見て起きた後は、「そっか、ぜんぶ音で出来てるんだ」
と妙に納得しました。その感じが、ユギ塔での瞑想を通して再びよみがえってきて
不思議な気持ちになりました。
この瞑想講座を通して、生きる原点を見つけられたらいいなと思います。