関西遠征二日目・奈良めぐり<2>

葦木啓夏(Hiroka Ashiki)

2010年11月24日 20:08


関西遠征二日目・11月21日(日)。
この日も、日中は奈良の史跡へ。

賣太(めた)神社橿原神宮當麻寺(たいまでら)一言主神社高鴨神社
と巡らせていただきました。



まず、朝日差し込む「賣太神社」へ。



この神社がある奈良県大和郡山市・稗田(ひえだ)は、岩戸開き伝説の
天鈿女命を祖神とする稗田氏の本拠地。
古事記の編纂に関わった稗田阿礼が祭られ、学問の神・物語の神・芸能の神
として知られているそうです。そんなわけで、現代の神話を紡ぐ
のんのん姫&美咲姫、参拝させていただきました☆

ちなみに、このブログ・美咲−創世記−を書くときは、古事記を編纂しているような
いつも真っ白なページに伝説を書き記しているような気分なのです!(笑)
物語の神ということは「ブログの神さま」でもあるんですよね♪
これからもブログがんばります!と宣言させていただきました。



次に、「橿原神宮」へ。広々とした境内を歩いていると、なにやらカテゴリーエラーを
起こしている赤い物体。。。「あなたはだあれ?」「どうしてここにいるの?」と
のんのんと共に「???」でしたが、よくよく考えてみたらこの赤い鳥さんは。。。



神武天皇を道案内した導きの神さま・ヤタガラスだったのですね!
逢えて超ラッキーでした




次に向かった先は二上山の麓。
奈良盆地では、三輪山から上った朝日がこの二上山に沈んでいきます。
春分・秋分の中日には二上山の二つの峰の真ん中に太陽が沈み、それは美しいそう。
今までず〜〜〜っと行ってみたいと思っていた憧れの地「當麻寺(たいまでら)
へ行ってきました!




中将姫の伝説が残り、歴史的な日本文学小説「死者の書」の舞台となっています。
(松岡正剛さんによる「死者の書」解説はこちら

「死者の書」を書いた民俗学者・折口信夫先生はこの當麻寺で何年間かの月日を過ごし、
中将姫が蓮の茎の糸で紡いだという伝説の残る国宝・當麻曼荼羅の前に座り、
黙想をしながらこの物語を紡いでいったそうです。


本堂前にて、のんのんといっしょに☆

無事、逢いたい逢いたいと思っていた當麻曼荼羅との対面を果たしたとき、
感激のあまり涙が出てきました。私は「死者の書」を魂の拠り所の書として
感じているので、この地を踏みしめるということはとても特別なことなのでした☆
ありがたく、幸せなひととき。。。またゆっくりと訪れたいです♪




一言主神社へ行ったあと、最終的に高鴨神社へ。
神武天皇を導いた「ヤタガラス」として象徴される全国の鴨神社の総本社です。
(あ、朝方にもヤタガラスに会ったんだったなぁ)
紅葉がとってもきれい‥♪美しいひとときでした。

そして、夕方から大阪・岸和田のコンサートへと突入していくわけですが。。。
ひとまずここで区切って、続きは次のブログで書かせていただきますね☆


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臼井則孔(手回しオルゴールシンガー)と美咲(シンガーソングライター)
二人のMEGAMIが贈る    12月22日(水)
【MEGAMI MUSIC 冬至のクリスマスコンサート】♪まで
              あと 27日
                             お待ちしています☆

 

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