「ハートの島」

葦木啓夏(Hiroka Ashiki)

2011年01月05日 18:20


山口県の上関町というところに、きれいなハートの形をした島があります。
名前は「祝島(いわいしま)

私はこの島の存在を、昨年年始の初詣ライブツアーで知り合った
山口県下関のハルくんからお聞きし、その後、6月19日シンポジウム
知り合った自然エネルギーの国際的な第一人者・飯田哲也さん
環境エネルギー政策研究所所長)から更にお聞きし、7月20日には
祝島へ行かせていただきました。



この島では、半農半漁の生活をされているみなさんが住んでいます。
奇跡の海で育まれた新鮮なお魚をとる一本釣りの漁師さん。
季節季節に海岸に現れる海藻をとって加工したり、島に吹く風や太陽の光を
いっぱいに浴びて育つ農作物たち。
ゆたかで、おだやかで、自然と沿った暮らしがここにはあります。

しかし、そんな豊かな恵みを与えてくれる多様な生き物が生きている海を
埋め立てて、祝島の対岸「長島・田ノ浦」に原子力発電所をつくる
計画が30年ほど前から浮上していると聞きました。
(祝島からしてみると朝日の登る方向にある島です)
島の人たちが中心となり、長きにわたり反対運動をされています。
28年前に島の女性たちが自発的に始めたデモも、11月1日時点で
1079回目になったそうです。(祝島島民の会BLOGより)

また、この祝島での暮らしや上関原発計画に立ち向かう島の人々と、
スウェーデンで持続可能な社会をうみだしている人々をクロスさせながら
自分たちのエネルギーの未来をどう切り開くのかというテーマで綴られた
ドキュメンタリー映画「ミツバチの羽音と地球の回転」が昨年4月22日
公開となっています。
祝島に暮らす人の想いに焦点をあてた映画「祝の島」も製作されていたりと、
メディアや映画というツールをつかって、祝島のみなさんの願いや行動や
メッセージが確実に日本中、世界中に発信され続けています。

そして今、祝島の人たちが中心となって、祝島を自然エネルギー100%の島にして、
エネルギー自立しようという構想もあるそうです。
私は、自然エネルギーを普及したくて太陽光発電のエネルギーをつかった
光合成LIVEをいままで行ってきたので
そんな祝島のみなさんの挑戦を応援し、
なんとかチカラになれたらいいなと考えています♪

祝島の波、風・・・祝島に暮らす人のあたたかさに触れて・・・
一曲の歌が生まれました。

タイトルは「ハートの島」です

「ハートの島 」

日本という島国の
お腹にある瀬戸内海
ハートの形の島がある
(知ってました?)

この島では昔から
飾らない素朴な暮らし
海と風と生きている

おいしい魚
おいしい海藻
海の恵みで暮らす人 
心やさしい 島の人 
その雰囲気に 私
心底 癒されました だから

いつかあなたと一緒に行きたい 
波の音を聴きながら 
抱き合う時 夢見て
いつか君と一緒に行きたい
風の唄を聴きながら 
ハートの島 ハートの島
祝島(いわいしま) 
ハートの島で逢いましょう

日本という島国の
お腹にある瀬戸内海
ハートの形の島がある
(知ってました?)

この島では昔から
変わらない自然な暮らし
山と木々と生きている

おいしい木の実
おいしい果実
島の恵みで暮らす人
心やさしい 島の人 
その雰囲気に私
心底、救われました だから

いつかあなたと一緒に行きたい 
波の音を聴きながら 
抱き合う時 夢見て
いつか君と一緒に行きたい
風の唄を聴きながら 
ハートの島 ハートの島
祝島(いわいしま) 
ハートの島で逢いましょう

いつかあなたと一緒に行きたい 
波の音を聴きながら 
抱き合う時 夢見て
いつか君と一緒に行きたい
風の唄を聴きながら 
ハートの島 ハートの島
祝島(いわいしま) 
ハートの島で逢いましょう


ハートの島で、みんなで笑い合い、ハートの心を分かち合える日がくることを
心からお祝い申し上げ、お祈りしています。


*****信州での『ミツバチの羽音と地球の回転』公演情報*****

この「ハートの島」という曲を公式にご披露させていただく機会があります。
もうすぐ1月15日(土)、松本でおこなわれる「ミツバチの羽音と地球の回転」の
上映会です!



この映画を制作された鎌仲ひとみ監督、映画にも登場されている自然エネルギーの
国際的な第一人者でありイノベーター飯田哲也さん(環境エネルギー政策研究所 所長)
自然・いのち・宇宙を唄うシンガーソングライター美咲
世界にひとりだけの手回しオルゴールシンガー臼井則孔
トーク&ライブも行われます。

映画は、日本の祝島と、日本よりも30年進んでると言われる
自然エネルギー事情があるスウェーデンを舞台とし、描かれています。
見るだけで、心に新しいエネルギーが注がれる気がしました。
未来の私たちのエネルギーについて一緒に考えられたら、うれしいです。
ぜひご参加ください☆

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ミツバチ松本上映会

●日時 2011年1月15日(土)
 <第1回上映> 10:00~12:15
 <第2回上映> 13:30~15:45
<トーク&ライブ>16:00~18:00

★出演 鎌仲ひとみ監督
     飯田哲也さん(NPO法人環境エネルギー政策研究所所長)、
     美咲さん、臼井則孔(MEGAMI MUSIC)
★太陽光発電のエネルギーをつかった光合成ライブでお届けします。
 <第3回上映> 18:30~20:45

※第1回と第2回の上映には託児があります(要予約、有料 200円/人)
※映画には聴覚障がい者用字幕がつきます
●場所 松本 Mウイング 6Fホール
    〒390-0811長野県松本市中央1丁目18−1 tel:0263-32-1132
●料金  大人 前売 1,000円 (当日1,200円)
      学生 前売・当日 500円、中学生以下無料
【問合せ・チケット予約・託児予約】
JCF/日本チェルノブイリ連帯基金 電話:0263-46-4218

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