2013年05月06日
地域の宝♪ 鏝絵(こてえ)の世界☆
今日も 5/25のふるさとがえり上映会の件で、
いろんな方にお逢いしたり、ポスターやチラシを貼らせていただいたり♪
鏝絵(こてえ)天香館さんには
カフェにチケットを置いて頂いたのですが
展示室を今日はゆっくり見ることができて、感動でした!
皆さん、鏝絵(こてえ)って見たことあります?
こてえって、耳で聞くと、なに?湖の底?湖底?って感じですが
いえいえ、蔵をつくる左官職人さんの芸術作品☆
左官職人が土蔵の土壁を塗ったあと、鏝(コテ)と漆喰を自在に操りながら
書くのが「鏝絵」なんですって♪
コテで書く絵のこと=コテ絵です。
土蔵にある鏝絵には作者のサインや名前が付けられているわけではないそうで
茅野市では芹ケ沢、笹原、柏原、湯川地区などに鏝絵のある土蔵が
多く見られるみたいです。
■参考・長野日報 茅野に鏝絵の「天香館」 地元の職人芸術にもっと光を
■ブログ・株式会社サンケイ 鏝絵(こてえ)見に行ってきました
中でも、茅野市出身の左官職人・天香(てんこう)さんの技術は素晴らしく
東京だと帝国劇場の壁画、千葉では千葉県庁、京都では大正天皇
即位の時に、京都七条駅の御便殿の装飾にも携わられたそうです。
天香館では、そんな天香さんの、土蔵の枠を飛び出した
数々の素晴らしい作品をみることができます。
私もじっくりみたのは、今日がはじめてでした。
許可いただいたので、写真をアップしますね♪
生き生きと飛び出してくるような迫力!
鯉に乗られた観音様。
まるで木彫りのような質感、、、でもこれも、コテと漆喰を
巧みに操り色をつけて描かれた作品なんだそうです。
こちらの作品には、普段使われる判子の他にもうひとつ「一生稽古」と
書かれた判子が二つ付けられています。
天香さんは、自分が気に入った作品ができたら、その判子を押していたと
聞きました。どこまでも追い求める職人の魂ですね。
お魚のウロコ、しっぽが飛び出て来ていたり
エビのひげまで、細かく表現されています。
観音様の絵と、達磨大使。
この達磨大使も、コテと漆喰を塗り重ねていきつくったものだそうです。
いや、木彫りにしか見えないところが凄すぎます。
こんな立体的で緻密にできるものなのかと
地域の宝、巨匠の作品を見れて、感動しました!
茅野駅からすぐのところにあります。
今度茅野に来られるときは、鏝絵 天香館、ぜひ寄ってみてください♪
■鏝絵 天香館(こてえ てんこうかん)
電話番号 0266-72-2375
〒391-0001 長野県茅野市ちの3053
入館料 大人300円(税込) 中学生以下無料
営業時間 9:00~17:00
休館日 毎週月曜日
帰りがけ、うっすらと虹が出ていました☆
Posted by 葦木啓夏(Hiroka Ashiki) at 23:37│Comments(2)
│史跡・遺跡・考古学
この記事へのコメント
美咲さん、天香館をプログに載せていただきありがとうございました。
またのご来館をお待ちしています。土、日は私がいます。
コーヒーを飲みに来てください。
またのご来館をお待ちしています。土、日は私がいます。
コーヒーを飲みに来てください。
Posted by 鏝絵天香館、小川 at 2013年06月24日 17:24
小川さん
こちらこそ、ブログ観て下さって
ありがとうございました☆
鏝絵、素晴らしいですね!堪能させて頂きました。
またコーヒーのみに行かせていただきます〜♪
こちらこそ、ブログ観て下さって
ありがとうございました☆
鏝絵、素晴らしいですね!堪能させて頂きました。
またコーヒーのみに行かせていただきます〜♪
Posted by 美咲 at 2013年06月26日 00:43