美咲－創世記－

４年ぶりとなった皆既月食の満月エネルギーに満たされた翌日、12月22日（水）冬至。
茅野市民館コンサートホールで、ひとつの音楽レーベルが立ち上がり船出をしました。
その音楽レーベルの名前は「MEGAMI MUSIC」。

　　　　　　　　　　　　

ロゴマークは、5000年前 縄文時代中期に子孫繁栄のお祭りで使われたと言われる
土器の装飾にデザインされてた、すべてをうみだす「お母さん＝女神」の顔です。
二人のMEGAMI、世界にただ一人の手回しオルゴールシンガー 臼井則孔、
シンガーソングライター美咲、統括マネージャー篠原正司によって
MEGAMI MUSICは創造され、冬至をもって海原に帆を張って、目出たく発進！
となりました。ここに「臼井則孔×美咲　冬至のクリスマスコンサート」の
創世記を綴りたいと思います。

報告記を進めて行く前に、この度の機会に多大なる応援声援をくださったみなさま
お越し下さったみなさま、いつも支えてくださっているみなさま、一緒にコンサート
を作り上げてくださったみなさま、茅野市民館のスタッフのみなさま、照明で
お世話になった宮坂さん 水端さん、この門出を密着取材くださったSBCさん
本当に、本当に、ありがとうございます！

それでは続きをお読みください☆

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　PHOTO BY 輝〜AKI〜

■臼井則孔によるごあいさつ
　MEGAMI MUSIC代表 臼井則孔による代表あいさつが冒頭ありました。臼井の住んでいる下諏訪には諏訪大社下社があります。ここには諏訪大社上社の男神・タケミナカタノカミが諏訪湖をわたり諏訪大社下社に住んでいる女神・ヤサカトメノカミに逢いにくるというお御渡りの伝説があります。下諏訪は女神さまに守られている地。そして私の住んでいる茅野市には、5000年前に子孫繁栄で使われていたであろうと言われている国宝の土偶・縄文のビーナスが出土しています。そんなわけで、MEGAMI MUSICは、信州 下諏訪、信州 茅野に事務所を置き、両輪で展開して行きます。そんな旨をお話しくださいました。

　　　　　　　　　　

そして続けて美咲のカバーで「私の森の風」をオルゴールバージョンを演奏。
ひと味ふた味も違う、やさしい風が吹いていました。



■美咲パート１

「私の森の風」‥SBCラジオ豊かな森林キャンペーンソング
臼井則孔のオルゴールバージョンに引き続き登場しました。今年長和町のみなさんの
全面的なご協力によって作っていただいた天然の絹「天蚕（てんさん）」で出来た
衣装で第一部は歌わせていただきました。森の風、感じていただけたかな？

「星仄か」‥一番最初につくった唄
歌い始めたきっかけをお話しさせていただきました。あのとき、松本駅前の路上で
小さな勇気を出して一歩踏み出さなかったら今の私がいないのだから。。。
やってみよう！って小さな勇気は、大きな世界を切り開きますね。

「いのちの歌声」‥月にむかって祈る唄
この日「12月22日の冬至」前日が満月であり4年ぶりの皆既月食という天体の
エネルギーが満ちている日だったので、自分のいのちを燃やし、このいのちの
かぎり歌い続けていくという宣言が含まれた唄を歌わせていただきました。

「ハートの島」‥山口県上関町にあるきれいなハート形の島にいってうまれた新曲
山口県の上関というところにある「祝島」という目出たい名前を持った島に
私は今年の7月に訪れました。（→くわしくはこちら）
その時に出逢った島の人や自然にふれて産まれた新曲が「ハートの島」です。
この島では対岸の長島に上関原発をつくるという３０年前からの計画に
28年間美しい海を守るため島のおばちゃんたちが中心となり反対をし続けて
います。今年の４月にはこの日本国・祝島と、電力自由化した新しい社会を
つくりはじめているスウェーデン、二国をクロスさせながら
「私たちの未来のエネルギーをどうしていったらいいのか？」ということを
考えさせてくれる「ミツバチの羽音と地球の回転」というドキュメンタリー
映画が完成し全国各地で上映されています。信州でも、来年1月15日（土）
上映され、鎌仲監督＆Mr.エネルギーシフト飯田哲也さん＆美咲・臼井則孔
のトーク＆ライブがあります。ぜひ多くのみなさんにこの映画を見て感じて
新しい社会やエネルギーについて一緒に考えていただけると嬉しいです☆




■臼井則孔パート１

「いつかは・・・」
「アメイジンググレイス」
「Mother〜天使の贈りもの〜」
「輝く時の中で」

いつも輝いてる代表ですが、この日の照明でさらに輝きが増していました。
美しかったです。演奏も、姿も。
歌い始めたきっかけのお話や、子供たちとのエピソードはそっと
小さな勇気を感じさせてくれるんじゃないかなって思います。
ゆっくり、しっとり、ふんわりと、心に染み通っていく歌声でした。


■美咲パート２

「心 kokoro」‥太陽光発電で自家発電した自然エネルギーからつくったCD「光合成」より
「〜地球〜」‥アースデイJP公式ソング
心、〜地球〜、２曲続けて歌わせていただきました。
私がつくる作品は、いのち、自然、宇宙をモチーフにしたものが多く
いつか自然エネルギーでコンサートできたらいいなぁと感じていたところ
2006年今から4年前に電気自動車の技術者の方との出逢いがあり、その
技術を応用して、太陽光発電の自然エナジーを使った「光合成LIVE」が
スタートしました。そんなわけで、この日のライブのエナジーも、太陽光
発電のグリーン電力を使った光合成LIVEでお届けさせていただきました。

「太陽のようになりたくて」
私が唄を歌っている動機として、だれかが悲しんでいたり苦しんでたり
真っ暗闇にいるときに、そっと光を照らせる太陽のような存在になりたい
太陽のような唄を歌いたいという想いがあります。それは、私がそんな様
な状態だったときに、支えてくれ太陽のように照らしてくれた恩人への
恩返しの気持ちでもあるかもしれないです。いつも私を娘のように大切に
してくださっているマネージャー篠原さんのお父さん、お母さん、そして
支えてくれているみなさんおひとりおひとりへ届ける気持ちで、
「太陽のようになりたくて」という唄を歌わせていただきました。


「縄文の女神」‥新曲！
新聞やブログを通して「新曲」発表します！と告知させていただてたのですが
無事、発表することができました。新曲「縄文の女神」は信州 茅野市にある
5000年前の遺跡・棚畑遺跡からでてきた国宝土偶「縄文のビーナス」が
私たちに時を越えて語りかけてくれるものをイメージしてつくった曲です。


縄文のビーナスは、身ごもったお母さんの姿を
しており、子孫繁栄を祈ったお祭りで使われて
いたのでは、と言われ、いきとしいける
お母さん＝女神の存在が、当時とっても大切に
されてたことがわかるような気がします。
私はまだ身ごもったことはないですがお母さん
の気持ちになって歌わせていただきました。
後半の盛り上がりから、臼井則孔も登場し、
いっしょにハモリで歌いました♪






■いっしょにうたおう♪

心懐かしい童謡・唱歌・子守唄を手回しオルゴールを伴奏に
いっしょに歌うコーナー☆
「赤とんぼ」「かあさんの歌」「春よこい」３曲を会場にきてくださった
みなさんと一緒に歌いました。
みんなで歌うと楽しいし、なつかしい気持ちになりますね。
小学校、中学校までは一緒に歌う機会ってあったけど、それ以降は
自分から行動しないと歌うってきかいはないものなぁ。
3曲目の「春よこい」のシーンでは歌いながら
保育園のころ、自分のことを美咲なので「みーちゃん」って呼んでたの
ですが、保育園の先生に強制的に「そんな赤ちゃん言葉つかうんじゃ
ありません！」って「私」と言うように訓練させられた思い出が
蘇りました・・・（笑）



■臼井則孔パート２

「女神の海」‥新曲
「ひとつのいのち」‥クリスマスコンサート恒例の唄
「翼をください」
「The Celebration Day」

衣装チェンジをして和洋折衷の装いになった臼井則孔。
子供の頃に夢見てたことがいつのまにかかなってて手に入れていた
エピソードを含んだ「翼をください」、
厳しかったお母さんへの感謝の気持ちを乗せた「The Celebration Day」
どの曲もすばらしかったですね。



■アンコール「ありがとう」

お世話になっているみなさんお一人お一人に感謝の気持ちを込めて
歌わせていただきました。

このとき、いろんな山や谷を一緒に乗り越えてきた
統括マネージャーの篠原に花束を渡すことができてよかったです。

今こうして歌が歌えるのも、いつも支えてくださっているみなさんがいるから。
そっと背中を押してくれた恩人がいるから。仲間がいるから。
いつも見守ってくれたあなたがいるから。

ありがとう。
ありがとう。
あなたがいてくれたから。

ありがとう。
ありがとう。
僕は強くなれました。




MEGAMI MUSICは、みなさんのおかげさまで無事、船出をすることができました。
心から感謝申し上げます。そして、これからも・・・

どうぞ、よろしくおねがいいたします！！

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　MEGAMI MUSIC副代表　葦木美咲