2013年10月04日

千年の森の物語ができるまで【2】〜楽曲「千年の森の物語」の紹介〜

昨日今日で、新作アルバムに収録される楽曲9曲のマスタリングという
作業も、ジャケットデザインも終わり、CDがプレスされる過程に入ります!
寝る間を惜しんで作業していただいた制作関係者のみなさま、
本当におつかれさまでした!!m(__)m

発売まであと15日と迫って来たので、
今日からシリーズで「千年の森の物語」に収録される唄の紹介をしていきます。

一曲目に収録されるのは。。。。。

01,「千年の森の物語」
作詞 Masayuki Takekawa/作曲 Masayuki Takekawa
編曲トコオタクヤ

千年の森の物語ができるまで【2】〜楽曲「千年の森の物語」の紹介〜

もしも生まれ変わりがあるのなら 
千年後 この森で会おう
僕は決して忘れない 共に生きた君のこと

この手の平にあるドングリの芽
希望を託し今 植えてみよう
時が経ち どんな風になるのだろう?
千年の森の物語 今はじまる

きっとあの人と巡り合えるだろう
この風の匂い 明日(あした)へ贈ろう

もしも生まれ変わりがあるのなら 
千年後 この森で会おう
もしも生まれ変わりがあるのなら 
千年後 あの川で泳ごう
僕は決して忘れない 共に生きた君のこと

この森をつくった人たちを
僕は忘れてしまったけれども
その昔 どんな風だったのだろう?
千年の森の物語 今感じる

きっとあの人と巡り合えるだろう
この土の匂い 永久(とわ)へと贈ろう

もしも生まれ変わりがあるのなら 
千年後 この森で会おう
もしも生まれ変わりがあるのなら 
千年後 あの谷を駆けよう
僕は決して忘れない 共に生きた君のこと
 
もしも生まれ変わりがあるのなら 
千年後 石の上で眠ろう
僕は決して忘れない 共に生きた君のこと
僕は君と巡り合う この千年の森で


タイトル曲です。
私たちの挑戦とアルバムづくりはこの一曲がうまれたことから
始まりました。千年後に残せるものって何だろう?
私はシンガーとして、この物語を語り唄います。
この曲の作詞作曲を手掛けられた、Takekawa Masayukiさんからの
メッセージです♪


「千年の森の物語」は「ヒト」と「森」との関わりをひとつのテーマには
していますが、「ヒト」と「森」との関わりといっても「植林」とか
「木を植える」などのある意味、社会的な枠組みや括りではなくむしろ
「森」という存在に関わる「ある人」のパーソナルな物語を描いています。

考えてみれば一本一本の木は森という全体性を形づくり、
森は一本一本の木で成り立っています。
「木」と「森」は不可分、決して分かつことはできません。
また「木」と「森」は「それぞれ」でありながら同時に「ひとつ」です。
この宿命のもと「木」という存在は森という全体性の中に生きているのです。

さて、森と同じように時間枠というものを考えると、
「ある一人の人生」は「千年」の中に生きる宿命を担っているとも言えると
思います。「ある一人の人生」という小さな時間枠と「千年」という大きな
時間枠はやはり、こちらも分つことが出来ないもの、不可分なのです。

「ある一人の人生」と「千年」は「今」という瞬間の中、淡々と、
着々と、確実に、シンクロし、響き合い、森の木々たちのように、私たち
ひとりひとりは千年の中を生きているのです。さらに飛躍して考えてみれば
「ある人の人生」はたぶん、おそらく、間違いなく「千年」を創っているのです。

「千年の森の物語」は私たちが生きることで新しい千年を創りだす物語。
沢山の木たちが交わる「森」を舞台に、ある人の人生と千年が交差し、
響き合い繰り広げられる壮大な物語です。
音楽という時空間の中にそれを表現しきれるかわかりませんが、
「もしも生まれ変わりがあるのなら千年後、この森で会おう」
の一行にすべての響きを託しました。
この歌がみなさんの人生にとってなにかのきっかけになればうれしく思います。


【〜追記〜】

「人」は、太陽がなかったら生きていけない。地球がなかったら生きていけない。
空気がなかったら生きていけない。水がなかったら生きていけない。
植物がなかったら。動物がいなかったら。
そして「今の自分」は先祖がいなかったら生きていない・・・と。

「生かされている」とか「感謝」いう言葉は安易に使うと薄っぺらに聞こえるので、
使いたくないのですが、似たような意味かも知れません。
それを感じた上で思うこと…

これらを全部ひっくるめて「自然」の圧倒的な受容性の中に、
「今」の人も「千年前」の人もいるわけです。
この大きな受容性の安らぎの中にこそ、「自然な自分を生きる」ことが
出来るのではないか。
そして、「今の自分」がこの大きさ「千年の営み」の一部であり、
常に共存・共生・呼応して「現在」作っている。
だから、どの人も間違いなく「千年」を創っている。

その象徴が今回の「木」と「森」です。
生み出すことが出来る生物=植物だとも思っています。


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Posted by 葦木啓夏(Hiroka Ashiki) at 11:47│Comments(0)千年の森の物語
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