2013年09月22日
千年後この森で会おう。立待月の夜のこと。
もしも生まれ変わりがあるのなら、千年後この森で会おう。
ぼくは決して忘れない 共に生きた きみのこと。
Photo by Akihiro Kokaji
昨日、9月21日(土)<旧暦8月17日>は、
朝から森で撮影がありました。千年の森の物語へと続く撮影です♪
(アキくん、ハタさん、篠原さん、おつかれさまでした!)
そして夜からは、篠ノ井駅前で毎年行われる「まちなか名月会」。
立待月を愛でる観月会です。
駅のロータリーには秋の季節の花々が飾られました。
毎年、篠ノ井駅前を花いっぱいにする緑化ボランティア
花咲かせ隊エコザウルスのみなさんと、篠ノ井地区まちづくり研究会の
みなさまによって開催されるこの機会。
篠ノ井を、美しく、元気にしていきたいという想いがあふれています。
3年続けて声をかけてもらい、とても嬉しいです。
Photo By Yoshiaki Kamegaki
「御柱」「私の森の風」
新曲「千年の森の物語」など6曲を唄いましたよ。
千年の森の物語、まさに、駅の中に人々の憩う花々の場所
森をつくろうとしているみなさんの想いと重なる気がしました。
ちなみに、立待月について調べていたら、
こんなエピソードがでてきましたよ!
「たちまち」は、立ったまま事の成り立ちを待つ意味の
「立ち待ち」に由来する。
現代のスピード感覚でいえば、立って待っている時間を
「短時間」とは考えないが、「立ち待ち」は陰暦17日の
夜の月(特に陰暦8月17日の月)を現す「立待月(たちまちづき)」
の略としても知られる。
この立待月は、立って待っている間(たちまち)に出る
月の意味で「たちまち」の語が生じた時代は、時間の感覚が
ゆったりとしていたのである。
立待月よりやや遅く出る18日の月(特に陰暦8月18日の月)は
座って待つ月の意味から「居待月(いまちづき)」、
それよりも更に遅く出る19日の月(特に陰暦8月19日の月)は
寝て待つ月の意味から「寝待月(ねまちづき)寝持ちの月」と言う。
(語源由来辞典より)
「たちまち」という言葉の発祥は、立待月だったんですね。
たしかに、現代のスピードと、昔は、時間感覚が違うかもしれないですね。
私、まだかな〜〜〜でないかな〜〜〜〜と、立待月の出を待っていましたもん。
えらく早いスピード感のなかで、私たちは日々生きているのかもしれません。
Photo By Yoshiaki Kamegaki
信州のサッカーチーム「長野パルセイロ」の応援歌を作曲・編曲した
篠ノ井在住の作曲家 ギタリスト、トコオ タクヤさんも特別ゲストとして
2曲演奏してくれました☆
Photo By Masashi Shinohara
月夜に響く、耳にやさしいエレキギターの世界、ステキでした♪
最後、みなさんで記念撮影。
美しい花々を見てほしいと日々手入れをされている花咲かせ隊エコザウルス
のみなさまの想いと活動には頭が下がります。
これからも、篠ノ井の町が、花いっぱいに、笑顔でいっぱいに
なっていくといいですね!!
篠ノ井パワーをいっぱい感じた月夜となりました。
ありがとうございました∞
Posted by 葦木啓夏(Hiroka Ashiki) at 10:21│Comments(0)
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