2013年10月10日
大神神社「ふるさとがえり」映画上映会、報告記。
大和国一の宮・大神(おおみわ)神社さんで「ふるさとがえり」映画上映会でした。
大和は国のまほろばと、日本武尊が句を読んだように
奈良は日本人の心のふるさとです。今年2月、奈良の皆さんと
「大神神社さんでふるさとがえり上映会できたら最高ですね〜」と
FB上で盛り上がったことをキッカケに、本当に実現化しました!
奈良の実行委員会のみなさま、映画上映会があることを広く伝えていただいた
みなさまの情熱がことを運び、実を結び、こうして形に現れたのだなと
感慨深かったです。
ご神体山であり本殿である三輪山へ朝から登拝された方も多く、
(ミカヨさんのブログご覧下さい☆
・前半 http://ameblo.jp/sweet-star-home/entry-11628311312.html
・後半 http://ameblo.jp/sweet-star-home/entry-11632386227.html)
丸一日を通して三輪の神様とご一緒する充実のひと時。
午前11:40からは、拝殿で特別ご祈祷でした。
祝詞奏上の神官さんの声の響きが素晴らしいこと!
三輪山から吹く風が拝殿に吹き抜けて、笙や龍笛、太鼓と唄声がのり
浦安の舞いを踊る2人巫女さんのたもとが揺れたとき
なんとも言えない、時の美しさを感じました。
映画上映会は、大神神社の「大礼記念館」というスペースで行われました。
この立て看板、実行委員会の中島めぐみさんが徹夜で作られたそうです!
素晴らしい出来映え。作業おつかれさまでした!
午後13:00。
全国各地からたくさんの方にお集りいただき、上映会はスタート。
まず、大神神社の広報部の方からご挨拶がありました。
大神神社の特徴は、神社は拝殿であり、ご本殿ではないこと。
本殿は三輪山そのもので、お山に神様が静まりになっていると思われていること。
そして、モノすごくとか、モノ悲しいとか、なんとも言えない不思議な全てのモノ
を司る大物主神(オオモノヌシノカミ)をお祀りされていること。
出雲の国の大国主神と、大和の大物主神は、元々ひとつであることなど
お話してくださいました。
いま、ここ、日本神話の地である大神神社で、それぞれの神話の物語が
映画「ふるさとがえり」によって思い出されるのだなぁと
不思議な心地になりました。
そして「ふるさとがえり」上映。
ご覧になったみなさんそれぞれに、安易な言葉にはならない「何か」を
受け取られていたような、そんな気がしました。
上映後、休憩を挟んでトークタイム!
ふるさとがえり脚本家の栗山宗広さんと、奈良実行委員会で
人と人をつなぎこの映画の魅力を広げ当日に向けて頑張られた松倉佳世さん(右)と、
ご自身とお子さんが見られた感動を出会う方ひとりひとりに伝えて
たくさんの方に映画にふれるキッカケをつくってくれた中元香さん(左)の
クロストークでした。
今回の上映会に向けて色んな方が関わられていたんだなと感じたり、
改めて、ご縁が結んでいく世界の大切さを感じたり、映画を見られた直後の
気持ちをシェアしたりと、様々な方の気持ちが交流した時間となりました。
その後、美咲ミニライブ。
ふるさとがえり挿入曲「GOING HOME」「ありがとう」そして、
三輪のお山へ向かって木遣り唄をみなさんにかけ声でご参加して頂き、唄いました。
全てのことが終わった夕方。
奈良の平野は、美しい夕焼けに包まれていました。
その昔は「お山が見てござる」と、
三輪山に見守られていることをそう言ったのだそうです。
最初から最後まで、三輪の大神さまに見守って頂いた一日だったように思いました。
不思議な縁で結ばれた日。
本当にありがとうございました∞
Photo by Mikayo Fukata/Misaki Ashiki
Posted by 葦木啓夏(Hiroka Ashiki) at 17:05│Comments(0)
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