2009年10月09日
縄文の女神LIVE#020デュオルクレール×美咲、報告!


ずいぶんとおまたせいたしました!
10月4日行われた、満月の宴・縄文の女神LIVEのご報告です。
中秋の名月翌日ということで、濁り一つない力強いお月さまが燦々と
輝いていました。蓼科山のシルエットも浮かび上がり神秘的でした。
ゲストには、埼玉から、ピアノとサックスのデュオ
「デュオルクレール」のお二人にお越しいただき、
夢心地の美しいサウンドを届けてくださいました。
しあわせな空間・・・その幸せ度を50%くらいアップさせていたのは
この日の前日に結婚式を挙げられたほっさんだったなぁと思いました☆
それでは続き、ごらんください。
(Photo By AKI Graphic By 8net)

□出演 デュオルクレール×美咲
□2009年 10月4日(日)
□18:00 OPEN 19:00START (21:30 終了予定)
□参加費 ¥2,000(毎満月開催:初回料金)
※参加者全員(初回)に進呈する「黒耀石お守り」 をお持ちの方は
二回目以降、リピーター料金¥1,500でご入場いただけます。
※フード・ドリンクは別途。各自自由にご注文ください。
□会場 レストラン「キッチンストーブかえでの樹」
〒391-0216 長野県茅野市米沢埴原田298
(マックスバリュー茅野店の裏側) TEL&FAX0266-73-7703
□縄文の女神LIVEの問い合わせ・お申し込み先
●かえでの樹 TEL&FAX 0266-73-7703
●Misakix TEL080-5108-9444/
E-Mail: shinohara@misakix.jp
□後援 茅野市/茅野市教育委員会
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報告記、スタートです。
写真家 AKIさんの写真と、8net 直樹さんの映像でお楽しみください。
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●美咲ライブ
中秋の名月翌日の満月の夜。
一曲目はきっと縄文人もちかい音を聴いていたんじゃないかなと思わせるような、北海道のアイヌ民族の伝統楽器・トンコリで歌わせていただきました。これはアイヌ・アート・プロジェクトのしんさんが私のために手作りしてくださったトンコリです。初披露となりましたが、やわらかな弦の音はまるで月の調べを彷彿します。
<この日のセットリスト>
1.トンコリ
2.龍の風
3.いのちの歌声
4.LOVESONG
5.天つ風
6.御柱
・トンコリ
『天つ風』・・・歌詞の中にでてくる「見交わし誓う永久にと 重なる月と太陽」。
想いを重ね、新しい船出を切ったほっさんに結婚お祝いとして歌わせていただきました。
そして、いっしょに書と歌でコラボレーション。
ほっさんの胸のうちから湧き出たやさしい言葉。
数々の幸せの種がこのかえでの樹で育まれてきました。
これからも、そしてこれからも・・・。
本当におめでとうございます!
・天つ風
最後の歌は、この日たまたまお客さんとしてきてくださっていた
『御柱』の作詞者、下諏訪町木遣り保存会の小林茂雄さんにいきなり呼びかけ
御登壇いただき、いっしょに『御柱』を歌わせていただきました。
・御柱
(そのほか、全曲、8netで聴くことができます⇒http://8net.blog.shinobi.jp/Entry/95/ )
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●縄文ミニトーク
平和、自然・人とのつながりを大切にした先人から生きる知恵を学ぼう!
ということで、古代のお勉強をみんなでしています。
毎回、古代のことをよく知っている専門家の方にお話をしていただいています。
今回も、レギュラー出演していただいている大竹幸恵さん
(長和町 黒耀石体験ミュージアム学芸員)のお友達シリーズということで、
明治大学黒耀石研究センター特別嘱託職員の山科 哲さんがお話をしてくださいました。
テーマは『世界各地の黒耀石の使われ方』。
特に驚いたのは・・・
上の写真、大竹幸恵さんが持っているパネルに人の顔のようなものが
写っていますがなんだと思いますか?
・・・これ実は、黒耀石でできた鏡なんだそうです。
この鏡をのぞきこんだとき、よく顔がみえるとき、みえないときで
いろいろな判断をしていたんだそう。
そして、黒耀石の鏡は偉人達にも愛され、大切に保持されてきたとのこと。
魔力の強い石として知られていたんですね。
お話のあと、大竹幸恵さんが改めてほっさんの結婚報告を。
「これからゆっくりといただいた分の感謝を返していきたい。」
というほっさんからの一言が胸にしみました。
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●デュオルクレール ライブ
多様なスタイルを華麗にこなす抜群のテクニックとサウンドが魅力のスーパーデュオ。
ヨーロッパで研鑽を積んだサックスの松本ひろ実とピアノの松本修一の紡ぎ出す音楽は、
<サックスとピアノのロマンティックサウンド>と親しまれ、懐かしい映画やミュージカル、
ジャズの名曲をはじめ、クラシックのアレンジやファンタジックなオリジナル曲までの
幅広いレパートリーで、年代を問わない多くのファン層からの支持を得ている。
東京、横浜、埼玉、千葉、長野を中心に、コンサートやイベント出演、ホテルでの演奏、
プラネタリウム・コンサートのプロデュース、各地方自治体の生涯学習講座への出演など、
多方面で活躍中。また、美術館でのコンサートや多分野のアーティストとのコラボレーション
にも積極的に取り組んでいる。これまでに「My Favorite Things ~私のお気に入り~」、
「ONGAKU 三昧! ~おんがくざんまい~」など4枚のCDをリリース。
「ルクレール」とはフランス語で「光」「明白な」「真実を照らす」などをあらわす
「le clair(ル クレ)」から名付けた。
おふたりとは、原村・リングリンクホールの小林節子さん宅で行われる居酒屋会で
知り合いました。とっても気さくな方で、すぐに溶け込みました。
音楽に対する真摯な姿勢も、大変勉強になるステキなおふたりです。
みんなが知っている懐かしのメロディー、ジャズナンバー、そして
オリジナルを演奏してくださいました。
・オーヴァーザレインボウ
・枯葉
途中、めったに話さないんだというピアノの松本修一さんがお話を。
実は修一さんは大の考古学好き!ということで
どうして好きになったか、音楽と考古学の分岐点、その魅力など
お話ししてくれました。
また、サックス・松本ひろ実さんのお話の中に
「満月の日は、満月にとにかく感謝しながら、お財布の中身全部空っぽにして
ふりふりするといい」
「新月の日は、新月に達した時間から8時間のうちにこれから自分がやりたいこと
をピンク色の紙に書き出しておくと、一個一個小さな幸せが叶っていく」
など、満月・新月の豆知識を教えてくれました。
・森の国の物語 (オリジナル)
・クロス (オリジナル)
どのスタンダードナンバーもよかったのですが、私はオリジナル二曲
「森の国の物語」「クロス」がとてもステキでした。
そしてクライマックスは
デュオルクレール×美咲で、「もみじ」を演奏しました。
秋のしみじみとした情景が目に浮かびました。
ライブ終了後の空、力強い満月のまわりには月暈が。
なんだか祝福してくれているような気持ちになりました。
かえでの樹で過ごすひと時は、いつも素晴らしく
やさしく、あったかいです。
みなさんと作り上げる満月の宴・縄文の女神LIVE。
今回も本当にありがとうございました∞!
(Photo By AKI Graphic By 8net)
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【縄文の女神LIVE #020 デュオルクレール×美咲 】
出演・デュオルクレール、美咲
友情出演・小林茂雄さん
縄文ミニトーク・大竹幸恵さん(長和町・黒耀石体験ミュージアム)
山科 哲さん(明治大学黒耀石研究センター特別嘱託職員)
かえでの樹・かえでちゃん、てっちゃん、
カナディアンファームのみなさん
AKIくん(写真記録) 直樹くん(映像・黒耀石彫刻) 篠原さん(音響)
ほっさん(書き下ろし) 美咲(進行)
そして、お越しくださったすべてのみなさん。
来れなかったけどこの報告記読んでくださったみなさん。
ありがとう!
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■みなさんの報告、レポート♪
○8netによる映像レポート⇒ http://8net.blog.shinobi.jp/Entry/95/
○AKIによるフォトギャラリー⇒ http://momentary-scenery.aki.gs/eco/kougousei/houkoku/09/zyoumon/Gallery/N04/index.html
○AKIによる満月の軌跡⇒ http://momentary-scenery.aki.gs/eco/kougousei/houkoku/09/zyoumon/fullm/index.html
もし、縄文の女神LIVEにお越しくださった皆さまで、ブログなどに
感想を書いてくださった方いらっしゃいましたら、
こちらのメールまでお知らせください
⇒ misaki@misakix.jp
アップさせていただきます☆
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◆次回予告
“毎月満月は、『縄文の女神LIVE』”!
次回、『縄文の女神LIVE ♯021 』は、11月3日(祝・火)18:30オープンです。
ゲストはKento(二胡奏者)さんです。
Kento
1992年4月10日生まれ。長野県出身。
11歳の頃より中国の楽器「ニ胡」を学び始めた。
中国曲に限らず、ポップス、ロック、ジャズクラシックなど、様々なジャンルの
楽曲を独自のスタイルで弾きこなし、幅広い年齢層から支持を集めている。
現在は高校生活の傍ら、ソロライブ、イベント出演、ボランティア演奏、
他アーティストとのコラボなどを積極的におこない、オリジナル曲の制作にも
取り組んでいる。
詳しくはこちらへ ⇒ http://www.misakix.jp/c12121.html
すてきな二胡の調べが、満月の空に響き渡ります。
みなさんのお帰りをお待ちしています♪