2010年06月17日
CDをつくること・・・『The 美咲 3Albums』
集大成!なんて大袈裟な言葉は使えないのですが・・・
2005年~2010年に発表した3枚のアルバム
(「天空の花」、「光合成」、「ありがとう」)を1枚にパッケージした
『The 美咲 3Albums』の制作が大詰めです。
2005年7月14日に発表した「天空の花」と
2006年10月14日に発表した「光合成」。
二枚のアルバムのリマスタリングの作業が先日6月15日(火)に完了♪


天空の花 光合成
「天空の花」のマスタリング確認作業中、エンジニアの林さんが「良いアルバムだね~」
と言ってくれたのですが、素直に同感。涙が出てきました。
とてもいろいろなことが混乱していた時に、苦労して作った作品・・・
その混乱と裏腹にどっしりした、とても良いアルバムです。
「光合成」の作業の時も、「良い作品だね~」と林さんに言っていただき素直に納得。
涙は止まり、静寂が心のなかにやってきました。
「天空の花」からの脱皮をはかって、すべての工程を私と篠原さんで作ったアルバムで
これは本当にチャレンジ&熱い中の録音でした。でも不思議。
コンセプト、楽曲一曲一曲の世界観。この時この瞬間でしか表現できなかったもの。
今ではとても作れない!って思ってしまうような奇跡に満ちた作品。
(自分で言うのもなんですけど(笑))

ガーデニングブランドAtoisさんのご協力をいただき制作した
「ありがとう」は2007年11月11日に発表されました。
Atoisさんの協力を得て私と篠原さんの共同作業を基本にさらに様々な手法を
手に入れるため前進しました。数曲、新しいアレンジャーのみなさんに参加していただいて
作ったのも新鮮でした。今思うと当時の状況で思考錯誤、実験的なところが多く、
私の歌も中途半端、未完成な印象を持ちます。
この未完成の感覚を日々、つないで三年弱、コツコツと作業をつづけてくれたのが篠原さん。
おかげさまで完成盤「ありがとう」を作り出すことが出来ました。
「ありがとう」、「石の記憶(別アレンジ)」、「森の妖精」、「LOVE SONG」、「ありがとう(UP)」
は新たに歌を録り直しました。というわけで2007年発表の「ありがとう」とは別物の印象。
特に私のボーカル・歌が変わりました。作品全体も当初目指したものになったと思います。
時間が必要だったんですね~(涙)。
(ぜひ、2007年発表のものと聴き比べて欲しいです♪)
この「光合成」で表現されている「静」の感覚と、
「ありがとう」で表現されている「動」の世界は、
同じところから出て来ていて両方でひとつのような気がします。
以上の3枚を1枚にパッケージしちゃったのが、
来月7月発表(予定) 『The 美咲 3Albums』。
ご期待ください☆
それと同時並行、信越放送さんとの共同作業で、「私の森の風」というCDも
来月7月末に発表予定です。
収録曲は「私の森の風」、「それぞれの春へ」、「おかえりなさい」、
「私の森の風(ハミングバージョン)」の4トラック収録予定です☆
ほとんど2枚同時発売という日程で進んでいますが、
篠原さんは調整で大忙し。「頭、爆発しそうだぁ」なんて言ってますが
去年の夏のように脳梗塞で入院しないように、
私もできるかぎり負担をかけないようにがんばりたいと思います!
7月上旬にはすべての情報が揃うと思うので
楽しみに待っていてくださいね~~♪
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
P.S
小さな小さなレーベルmisakixではじめて私以外の
アーティスト作品をプロデュースした作品「なつかしい唄/臼井則孔」が
6/9 (水)無事発売となりました。

「なつかしい唄」臼井則孔 2010年6月9日発売
上のように試行錯誤して蓄えてきたノウハウ?エナジーや知恵を集めて
良い作品集にしようと頑張りました。
やはり、中心的に動いてくれたのは篠原さん。
一人で録音、ミックス、手配、デザイン含め全体的なプロデュース、
プロモ計画等、など、フル稼働してました。(おつかれさまでした!)
でも発売日に間に合って満足そう。
きわどい日程でしたがほんと良かったなぁ。
中身も、もちろん素晴らしいものになりました☆
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
臼井則孔ブログ「なつかしい唄」へ
Posted by 葦木啓夏(Hiroka Ashiki) at 12:18│Comments(4)
│日々の活動
この記事へのコメント
お~~出会って一番最初に手にした
天空の花もあるんだ~
なんか楽しみ
天空の花もあるんだ~
なんか楽しみ
Posted by 輝~AKI~
at 2010年06月17日 12:22

「天空の花」はリマスタリングでゴリゴリしたところがとれてす~と入ってくるようになったと思います。作品の世界観にみんなが辿りつきやすくなった印象。
「光合成」は美咲が言うように奇跡のような作品。
どうしてこんなものがつくれたのか?今でも謎。
こういうところが美咲の作家として天才的なところかも。
別の視点では「光合成」はコンセプトワーク、フィールドワークの
賜物でもあると思います。古代からの日本文化との出会いにインスパイア
されて産まれた世界。金子みすず的な煌めきがありますね。
で、おそらく今回の目玉は「ありがとう」です。
2007年のものとは別物と考えてもらっていいと思います。
前二作と、途中にはさまった「いのちの歌声(三曲入り)」
をぐっと前に推し進めた企画。
一聴した時の触感が違うので別路線を狙ったと思われた方もいるかも
しれませんがそれは間違いです。
根本原理、方法論ともに前作を踏襲していて同じ路線上にあります。
ただし完成までに手に入れなくはならない能力、ノウハウ、
いろんなものが必要でしたので、三年弱の期間を経て
ようやく完成盤が日の目にさらされることになったわけです。
一曲一曲の「エナジーの動き」と
アルバム全体の流れがひとつの「動き」を持つように進化した印象で、
この三作をひとつにパッケージすることで
新しい美咲の歌の世界、表現するべき世界に
旅してもらえるようになったと思いますし、
深い意味合いが浮かび上がってくると思います。
この美咲の歌の世界はアジテーションであり、
革命であり、同時にひじょーに地道な道です。
そして今、ようやくひとつの踊り場に辿りついたような感覚があります。
それまでの美咲の貴重な命が注がれた
軌跡・奇跡をどうぞご堪能くださいね♪
お楽しみに!
「光合成」は美咲が言うように奇跡のような作品。
どうしてこんなものがつくれたのか?今でも謎。
こういうところが美咲の作家として天才的なところかも。
別の視点では「光合成」はコンセプトワーク、フィールドワークの
賜物でもあると思います。古代からの日本文化との出会いにインスパイア
されて産まれた世界。金子みすず的な煌めきがありますね。
で、おそらく今回の目玉は「ありがとう」です。
2007年のものとは別物と考えてもらっていいと思います。
前二作と、途中にはさまった「いのちの歌声(三曲入り)」
をぐっと前に推し進めた企画。
一聴した時の触感が違うので別路線を狙ったと思われた方もいるかも
しれませんがそれは間違いです。
根本原理、方法論ともに前作を踏襲していて同じ路線上にあります。
ただし完成までに手に入れなくはならない能力、ノウハウ、
いろんなものが必要でしたので、三年弱の期間を経て
ようやく完成盤が日の目にさらされることになったわけです。
一曲一曲の「エナジーの動き」と
アルバム全体の流れがひとつの「動き」を持つように進化した印象で、
この三作をひとつにパッケージすることで
新しい美咲の歌の世界、表現するべき世界に
旅してもらえるようになったと思いますし、
深い意味合いが浮かび上がってくると思います。
この美咲の歌の世界はアジテーションであり、
革命であり、同時にひじょーに地道な道です。
そして今、ようやくひとつの踊り場に辿りついたような感覚があります。
それまでの美咲の貴重な命が注がれた
軌跡・奇跡をどうぞご堪能くださいね♪
お楽しみに!
Posted by 篠原 at 2010年06月17日 14:41
そうだった。
私は天才だったことを忘れてました♪
私は天才だったことを忘れてました♪
Posted by 美咲 at 2010年06月17日 22:49
たとえ今、評価されなくても、
後々、歴史に評価される金子みすずのように
命を燃やし、本当に大切なことを
表現していきましょうね。
後々、歴史に評価される金子みすずのように
命を燃やし、本当に大切なことを
表現していきましょうね。
Posted by 篠原 at 2010年06月18日 09:22