2009年10月29日
八浄寺の瞑想講座☆

もう昨日ですね。
29日、淡路島の八浄寺(はちじょうじ)で開催された
瞑想講座に参加させていただきました。
仏教や密教の智恵から「瞑想」を学べる貴重な機会なので、
月一回全三回の講座に参加させていただいるわけなのです。
講師は大下大圓さん。飛騨高山のお寺の住職さんで
終末医療に関わるスピリチュアルケアなどをテーマにされている
素晴らしい住職さんです。
今回の講座では、前回にひきつづき、仏教の中にある瞑想の基礎のお話や、
ボティワーク、ワークショップなどなど勉強させていただきました。
太陽の塔・“ユギ塔”の中では、声の響きを生かした瞑想や、御真言を唱えての
瞑想が行われて、一日が本当に短く感じました。
午前中の講義の中で勉強させてもらった仏教の基礎の考え『菩提心(ぼだいしん)』。
菩提心・・・簡単に言うと、悟りをめざす心、
やっていくぞ!と発起していく想いのことだそうです。その菩提心の実践が
『慈悲喜捨(じひきしゃ)』という言葉に集約されるそうです。
慈・・・友愛の心であり、他人に楽を与えること(包みこむような父性)
悲・・・他人の苦しみに対して調和・同調すること(共調するような母性)
喜・・・他者を幸福にすることを喜びとする、人々に楽があることを妬み恨まない
捨・・・すべての捉われや、差別の考えを捨てて、平等に関わること
菩提心・・・私ないかも・・・。
実践できるように、がんばりたいです。

この、太陽の塔・“ユギ塔”の地下で行われた瞑想は
土・水・火・風・空の五大の要素からなる音を受講者全員で声に出して行われ、
最後には自分が一番気持ちいいと思う音を響かせあいました。
そのとき、ふうっと思いだしたのはいつかの夢で体験した光景でした。
宇宙にぽっかり浮かんでいる私・・・宇宙に満ちている美しいハーモニー・メロディーを聴く・・・
という内容でした。その夢を見て起きた後は、「そっか、ぜんぶ音で出来てるんだ」
と妙に納得しました。その感じが、ユギ塔での瞑想を通して再びよみがえってきて
不思議な気持ちになりました。
この瞑想講座を通して、生きる原点を見つけられたらいいなと思います。
Posted by 葦木啓夏(Hiroka Ashiki) at 23:06│Comments(0)
│史跡・遺跡・考古学