2009年08月30日
「聖石」は縄文の遺物?(8月24日付長野日報)
長野日報 8月24日付に、イワクラサミットin茅野(ちの)で
小池岳史さん(尖石縄文考古館 学芸員)が研究発表される
「聖石」の記事が掲載されていました☆
太古の遺物と思われる石たちが今ふたたび、
地域の宝物として再発見されていくことはとても嬉しいことです!
http://www2.chinoshi.net/pickup/pick20090825/
↑こちらで詳しく記事が見れます。(茅野市どっとねっと)
Posted by 葦木啓夏(Hiroka Ashiki) at 10:18│Comments(1)
│史跡・遺跡・考古学
この記事へのコメント
この聖石。古代縄文時代とイワクラ(祭祀の石)の関係を示す
貴重な事例になっていく可能性があります。
茅野市は土偶などの祭祀具が数多く出土されていたり
石棒、石剣など「石」に関わる出土もあるので
ミシャグジなど古層の文化の要の玉手箱が
開かれていくことにもつながっていくかもしれません。
この「聖石」、イワクラ学会の会員の方によると
アマノイワフネという形状のイワクラに相似していて、
女性原理を表す供器であるという見方もあるとのこと。
くぼみに水が貯まると「諏訪湖」に見えたり、水鏡にも見えたりもします。
古代信仰の蓼科山(女の神山)との関係も指摘されたり、
とても興味深い「石」です。
「チノ」という言葉に「聖地」という意味が込められている
という指摘もあり、「チノ」の古代での役割と未来の可能性が
段々と開かれていくのかも。
同時に古代祭祀と祭政一致の社会の成り立ちが少しづつ
鮮明になっていくかもしれません。
とてもとてもワクワクします!
貴重な事例になっていく可能性があります。
茅野市は土偶などの祭祀具が数多く出土されていたり
石棒、石剣など「石」に関わる出土もあるので
ミシャグジなど古層の文化の要の玉手箱が
開かれていくことにもつながっていくかもしれません。
この「聖石」、イワクラ学会の会員の方によると
アマノイワフネという形状のイワクラに相似していて、
女性原理を表す供器であるという見方もあるとのこと。
くぼみに水が貯まると「諏訪湖」に見えたり、水鏡にも見えたりもします。
古代信仰の蓼科山(女の神山)との関係も指摘されたり、
とても興味深い「石」です。
「チノ」という言葉に「聖地」という意味が込められている
という指摘もあり、「チノ」の古代での役割と未来の可能性が
段々と開かれていくのかも。
同時に古代祭祀と祭政一致の社会の成り立ちが少しづつ
鮮明になっていくかもしれません。
とてもとてもワクワクします!
Posted by 篠原 at 2009年08月30日 10:47